暑い日が増えてきて公園やアウトドアに出かけるのが楽しみな季節になってきました。
一方で虫さんたちも活発になってきて蚊などの虫刺されにも気を付けたい時期ですね。
小さい子は虫さされでもパンパンに腫れることがあります。
昨年息子が手の指を一か所蚊に刺された際、ドラえもんの手のようにまんまるに腫れあがり急いで病院に駆け込んだことがありました。
お子さまに出先で痒い、痛い思いをさせないためにもまずは予防できる子供用の虫よけは必須です。
そもそも子ども用の虫よけには年齢によって使える・使えない成分があるって知ってましたか?
わが家には生後4か月の赤ちゃんがいます。
一人目の時とは違い兄弟の登園送迎や公園など、生後数か月の内から一緒におでかけする機会が多く、
0歳の子に兄弟と同じ虫よけを使ってもいいんか?と悩んだことをきっかけに
\ 0歳の赤ちゃんからでも使える虫よけ /についてまとめましたので参考になれば幸いです。
出典は以下の通りです。
・厚生労働省HP
・小児科医師の書いた記事
・虫よけメーカーHPの情報
目次
・子どもは虫にさされやすい
・虫よけの成分と効果の違い
・0歳から使えるおすすめ虫よけ商品4選
・虫よけと日焼け止めの塗る順番
子どもは虫にさされやすい
子どもって平熱が37度くらいあったり体温が高いですよね。
蚊などの吸血害虫は人間や動物が発する炭酸ガス、温度、湿度、匂いなどを認識して、吸血源を探しています。
そのため体温の高い子どもは虫にさされやすいんです。
さされたところが痒くて搔き壊してしまうと傷口から炎症を起こし蜂窩織炎(ほうかしきえん)になってしまったり、
ウイルスを持った蚊を媒介しデング熱や日本脳炎などの感染症を引き起こすこともあるので、まずは虫に刺されないようしっかり予防していきましょう。
虫よけの成分と赤ちゃんへの使用可否
虫よけに使われる化学物質成分は主に「ディート」と「イカリジン」の2つがあります。
どちらも吸血害虫の感知能力を撹乱し、吸うところ(吸血源)を分からなくする効果があります。
ディートもイカリジンも同等の効果がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、日本においては取り扱いが細かく定められています。
また天然由来成分のみで作られた化学物質フリーの虫よけも増えてきています。
それぞれの特徴を以下にまとめてみました。
ディート
☑日本で初めて承認された虫よけであり50年以上使われていて、世界中で最も多く使われている虫よけ成分。
☑蚊やアブ、ブヨなどの他、日常生活に潜む様々な害虫に効果を発揮。
☑含有濃度により持続効果が異なる。
日本では生後6カ月未満の赤ちゃんには使用禁止、12歳未満へは30%の濃度のものは使用禁止となっている。
・含有濃度10%:約2時間持続
・含有濃度30%:約5時間持続
イカリジン
☑日本では2015年になって承認された虫よけ成分
☑蚊、ブヨ、アブ、マダニに限定し効果を発揮。
☑日本では15%が最高含有濃度。(イカリジン15%≒ディート30%のものと同等効果)
☑年齢による使用・回数に制限がないため6か月未満の赤ちゃんでも使える。
☑服の繊維や樹脂を傷めない成分のため服の上からも使える。
イカリジンは6か月未満の乳児にも使用でき肌への負担が少なく子どもにも使いやすい為、最近ではイカリジンを配合したディートフリーの商品がたくさん出ています。
天然由来成分の虫よけ
☑虫が嫌うにおいで害虫を遠ざけ、化学物質フリーの為赤ちゃんからでも安心して使える
☑子供から大人まで一緒に使用でき、柑橘系の香りなど付けたときに香りが良いものが多い
☑虫よけ効果があるとされるユーカリ油(レモンユーカリ油)に含まれるシネオールという成分が呼吸や神経への問題を引き起こす可能性があるとして、3歳未満へは使用しないように注意喚起している。
子ども用の虫よけを選ぶ時は、
・イカリジン配合の虫よけ
・レモンユーカリ油を含まない天然由来成分の虫よけを選ぶといいね。
一見家族みんなで使えそうな下記商品もよく確認すると使用制限や成分表示は裏面に小さく記載されていることが多いです。
赤ちゃんや子どもに使う際は商品裏面の使用上の注意をよく読んでから使ってあげましょう。
0歳から使えるおすすめ虫よけ商品4選
赤ちゃんからでも安心して使えるディートフリーの虫よけを紹介します。
赤ちゃんが舐めてしまっても安心100%天然由来成分の虫よけ
1.虫よけと日焼け止めがこれ一本!新生児から使える!【アロベビーUV&アウトドアミスト】
100%国産の天然由来成分の虫よけでありながら、UVカットもできちゃう優れものの1本。
吹きかけると少し甘めの爽やかなレモングラスがふわっと香ります。
乳白色のさらっとした液体で、伸ばすとすぐに透明になり肌になじんでいきます。
ちょっとしたおでかけや公園に行くときなど外出時に大活躍間違いなしです。
子どもとのお出かけは荷物が多いし、一本で二役こなしてくれるアロベビーは春夏のマストアイテムやな。
1天然由来成分なので赤ちゃんが手についてしまった虫よけを舐めてしまっても安心。
2.香り長持ち!6ヶ月ベビーから使える。自然な香り天然アロマの虫よけスプレー【PERFECT POTIONoutdoor body spray extra 】
シトロネラ、ティーツリー、ペパーミントなどの天然精油がブレンドされていて、さわやかな香りが長持ちするスプレータイプの虫よけ。ルームスプレーとしても使えるので、お部屋やテントの中で使用すると一層リフレッシュ気分が高まりそうです。
同シリーズのハッカタイプは吹きかけると少し鼻につーんときますが、すぐにフレッシュな植物とハッカの香りが混ざり合いすっきりした香りが続きます。
好みが分かれそうやけど、個人的にはハッカタイプのほうがスーッとした香りが清涼感もありおすすめ。
アウトドアや登園時に最適!イカリジン配合タイプで効果長持ちの虫よけ
3.しっかり虫よけ対策したいならこれ!イカリジン高濃度配合で最大効果8時間!【スキンバルサンガードミストウォーター】
虫よけ有効成分のイカリジンを国内最大濃度15%配合されているので効果が長持ちします。6か月未満から使用でき、登園前の朝やキャンプなどのアウトドアに長時間出かける時など、虫よけ成分がしっかり入っているので心強いです。ミストタイプなので洋服の上からつけることもできます。せっけんの香りでアロマのにおいが苦手な方などにもおすすめです。
顔周りや舐めてしまう可能性のある手などには塗らないようにしましょう。
用途や家族の人数に合わせてボトルの大きさが3種類から選べますよ☺
4.ジェルタイプで塗り広げやすい【天使のスキンベープ ジェル プレミアム】
ワンワンとうーたんの容器が可愛い。イカリジン15%配合でしっかり効果長持ちの虫よけです。ジェルタイプなのでスプレーが目に入ったり、むせたりといった心配がなく満遍なく体全体に塗り広げられるのが◎
値段も600円ほどとお手頃価格。
同シリーズはミストタイプやシートタイプなどラインナップが豊富。用途に合わせて使い分けるのもありやね。
虫よけと日焼け止めの塗る順番
日焼け止めと併用する場合、最初に日焼け止めを塗り、乾かしてから、虫除けを使用して下さい。
日焼け止めは紫外線を吸収、反射することで効果があるので先に皮膚に日焼け止めを塗りましょう。
虫よけは成分が揮発することで効果が発揮されるので揮発しやすいように体の一番外側に塗ると効果的です。
お子様の月齢やお出かけ先に合わせてお肌にあったものを使い、楽しい思い出をたくさん残せるといいですね☺